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暖冬の影響こんな形でも…イノシシが桜名所の芝生6千平米荒らす 鼻で掘り起こして“エサ探し”か

02/13(木) 18:16配信

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 金沢市内の公園の芝生が荒らされてめちゃくちゃに…。一体なぜこんなことになってしまったのか、取材しました。

(リポート)
「子供たちが遊ぶ奥卯辰山健民公園なんですが、芝生が無残な状態になっています」

 まるで一面、トラクターで耕されたような跡。

奥卯辰山健民公園 山下さん:
「イノシシです、成獣です」

 1月23日に監視カメラがとらえた映像を見ると、親子とみられるイノシシ5頭が映っています。何をしているのかというと…。

石川県立大学 大井徹教授:
「イノシシは強い鼻づらを持っていて、それでエサを探します。芝生の下のミミズや昆虫の幼虫を狙って掘り起こしたものと思います」

 3年ほど前から起きているというイノシシによる被害。しかし今年は特にひどく、荒らされた芝はおよそ6000平方メートルに上ります。

公園の利用者:
「すごい、毎日出ている。ここらへんもやられてる。動物相手だから(仕方がない)」

大井教授:
「暖冬で雪がないため、いつもなら出てこない場所にも出てきてエサを探しています」

 奥卯辰山健民公園には約600本の桜が植えられていて、春には桜の名所の一つとして多くの花見客でにぎわいます。しかし、このままではお客さんが入ることもできません。元の芝に戻すためには少なくとも数百万円がかかる見込みです。

奥卯辰山健民公園 山下さん:
「とりあえず土を一旦ならさないと客が入れられないです」

 暖冬で雪が積もらずイノシシの行動範囲が広がったことで起きた今回の被害。公園を管理する県は花見の時期までには修復したい考えです。

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