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鑑賞のコツは「近づいたり離れたり」…東京国立近代美術館工芸館名品展始まる 石川県立美術館

11/22(金) 18:36配信

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 来年、金沢に移転する東京国立近代美術館工芸館。その名品を集めた展示会が金沢市の県立美術館で22日から始まりました。

(リポート)
「いよいよ来年の夏に金沢へ移転する国立工芸館。こちらの名品展ではその作品の数々を一足早く見ることができます」

 金沢市の県立美術館で始まったこの名品展。国立工芸館の金沢移転に向けた機運を高めようと、県と市が毎年開いていて今年で4回目です。

 移転前最後の開催となった今回のテーマは「漆・木・竹工芸のみかた」。

 東京国立近代美術館が所蔵する作品の中から、形や質感に特徴のある漆工芸品や木工品など48点が展示されています。

 漆工芸家・田口善国の作品「日触蒔絵飾箱」は、箱の上面に太陽の光が月にさえぎられる日食を表す模様が、また側面には漆で立体感を出したミミズクが日食に驚いている様子が表現されています。

 また金沢出身の蒔絵師・松田権六の「渚蒔絵桧棗(なぎさまきえひのきなつめ)」は、木の質感を生かしながら漆を塗り重ねた表面に、波の文様を表現。小さな真珠で波しぶきを表す印象的な作品です。

国立近代美術館 唐澤昌弘工芸課長:
「近づいたり離れたりしながらご覧にいただくと面白いと思います。作り手の発見とか驚きが絶対作品には隠れていると思うので、そういったものを見つけながら見ていただくとまた面白いと思います」

 この名品展は12月22日まで、金沢市の県立美術館で開かれています。

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