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百貨店『大和』 売上が12期ぶり増収に 高岡店は閉店「見捨てるようで申し訳ない」

04/11(木) 19:22配信

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 化粧品や高級ブランドの売り上げが大きく影響しました。百貨店「大和」は11日、決算発表を行い、去年1年間の売り上げが12期ぶりの増収になったことを明らかにしました。

「大和」が発表した決算によりますと、去年3月から今年2月末までの売り上げ高は連結で456億2700万円と前の年に比べ0.3%増加しました。増収は12期ぶりです。

 増収の要因は化粧品をはじめとした雑貨や高級ブランドが好調だった香林坊店の売り上げが、前の年を2.4%上回り全体を引き上げたためです。

 一方、会見で宮社長は赤字が続いていた高岡店の閉店を明らかにしました。

宮二朗社長:
「地域に愛されてきたのに見捨てるようで申し訳ない」

 高岡店の閉店は8月25日の予定です。

 ピーク時、大和は新潟や小松など全部で7店舗がありました。現在は3店舗で香林坊店が全体の売り上げをひきあげています。

 香林坊店はもともと好調だった化粧品売り場に新たに4ブランドを導入するなどした他高級ブランドも好調で、対前年2.4%と21年ぶりの増収となりました。

 一方、閉鎖する高岡店は赤字続き。高岡店の売り上げのピークは1996年の131億1200万円、現在の売り上げが38億9100万円なので相当落ち込んでいることがわかります。

 周辺にイオンやアウトレットなど大型商業施設が立ち店舗の売り上げが減り、そうすると今度は入居していたテナントから撤退の申し出が相次ぎました。こうしたことが売り上げ減少の原因となっています。

 大和では香林坊店と富山店に経営資源を集中し、百貨店としての存在価値を高めたいとしています。

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