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グラウンドに完成…地震で大きな被害受けた輪島高校が仮設校舎で授業開始 音楽室や実験室 ガス水道も整備
能登半島地震で校舎が傾いたりヒビが入るなど大きな被害を受けた輪島高校。新しく完成した仮設校舎での授業がきょうから始まりました。
輪島高校のグラウンド内に建てられた仮設校舎。全校生徒224人のうち主に1,2年生およそ150人が使用します。
輪島高校の校舎は能登半島地震の影響で3棟ある建物のうち2棟が傾いたりヒビが入るなど大きな被害を受け使えなくなっていました。
こうした中、今年10月、グラウンドに新しい仮設校舎が完成。音楽室や実験室のほかこれまで十分に使えなかったガスや水道の設備も整っています。
8日までに引っ越し作業も終わり、きょうから心機一転、新しい建物での授業が始まりました。
生徒:「黒板とかも新しくて授業は受けやすい」「新しい校舎で気持ちも新たに切り替えて授業受けました」「いつもと違う環境なので不安もあったがそんなに変りなくちゃんと集中できる環境でした」「広くなって場所も確保できて以前より集中できるかなと」
輪島高校では今後、被害を受けた校舎の復旧工事を行う予定ですが完了時期は未定となっています。