地震の影響で整備計画進まず…石川県の『総合防災拠点』馳知事が今年度中に着手の時期を判断する考え示す

06/17(火) 16:40

能登半島地震の影響で整備計画が進んでいない県の総合防災拠点について
馳知事は「最優先プロジェクト」とした上で今年度中に着手の時期を判断する考えを示しました。

17日に開かれた県議会の一般質問。自民党の紐野義昭県議は金沢市の二日市町で整備が予定されていた県の総合防災拠点について今後の見通しを馳知事に質しました。

二日市町の県有地は能登半島地震による直接の被害はなかったものの土地の液状化が懸念されていて、大規模な対策工事が必要との認識が示されています。これを受けて馳知事は防災拠点の予定地を再考する考えを表明していました。
17日の答弁で馳知事は…

馳知事：
「県民の安全・安心に資するこのプロジェクトは県が計画し事業化していない大型プロジェクトの中でも最も優先度が高いと考えています」

こう述べたうえで予定地と整備に着手する時期を今年度中にも判断する考えを示しました。