能登半島地震で液状化　内灘町の西荒屋地区で住民向けの説明会

11/30(土) 17:00

能登半島地震で液状化の被害を受けた内灘町の西荒屋地区で住民向けの説明会が開かれました。

内灘町の西荒屋公民館で開かれた説明会には地元の住民などおよそ180人が出席しました。この中で町は、液状化の工事として地下の水位を下げる工法と地盤の強度を高める工法を提示し、西荒屋小学校のグラウンドなどで実証実験を行う方針を示しました。実証実験は来年度から始まり1年ほどかかる見込みです。

住民：
「校舎が直ったらグラウンドで実験がされてても小学校自体はすぐ使えるのか」
町の担当者：
「（実験が）1年でもし終わるとなれば校舎などの周りの工事の終了とあわせてグラウンドの（工事）方もだいたい完了するのかなという目安ではおりますので…」

また、町内2か所に建設予定の災害公営住宅は2027年度にも入居を開始するとして、来月にも意向調査を行うということです。