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絞りたて和栗のモンブランなどでチェーン展開していた会社がコロナ禍や能登半島地震の影響で経営破綻

和栗のモンブラン専門店などを展開していた、金沢市のRAIDENTSJAPANと白山市のライデンベールが経営破綻しました。負債総額は2億9000万円とみられます。

東京商工リサーチによりますと、9月13日に破産開始決定を受けたのは、金沢市藤江北のRAIDENTSJAPANと白山市宮永町のライデンベールです。

RAIDENTSJAPANは2019年11月設立で、ドーナツ専門店「チーターマウスドーナツ」やハンバーガー専門店「キングチーターズバーガー」などを展開し、2021年には主力ブランドとなる「和栗モンブラン専門店「栗歩ーKURIHO-」を解説するなど多様なブランド展開で直営42店舗、フランチャイズ23店舗にまで事業を拡張、売上高は約5億7000万円にまで伸ばしていました。

しかしその後はコロナ禍の収束に至らず、来客数が伸び悩み、大規模なスクラップアンドビルドを実施し、店舗撤退やFCへ委譲するなど事業規模を縮小。採算面もコロナウイルス感染症関連の助成金を受け取るなどしていたが、人件費や原材料高などで採算維持は厳しい状況に陥っていた。

こうした中、新業態の運営を開始したところ2024年1月の能登半島地震が発生して休業を余儀なくされるなどした結果、資金繰りが厳しさを増し、今回の法的措置に至ったということです。

RAIDENTSJAPANは債権者約80人に対し約2億2500万円、ライデンベールは債権者30人に対し、約6500万円、2者あわせて負債総額は約2億9000万円に上る見込みです。

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