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ドローンを使った能登の山間部の映像など、とてもきれいだと感じた。
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過疎のことなのでともすれば暗くなりそうなところを二人の主人公の一人、91才で一人暮らしのお婆さん、宮谷内きよさんの素晴らしい笑顔でとても明るく、さわやかな感じで番組が作られていた。
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農村なので昔から伝わる五穀豊穣を祈り感謝する祭礼が年中の大切な節目の行事になっていることが、「何百年も続いた祭りを残していきたい」という言葉などからよく伝わってきた。
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番組のどこを切り取っても思いやりとかあたたかさとか笑顔とかたくましさというものが溢れているように感じた。
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日本に800万戸以上の空き家があるといわれているが、10数年後には、約2000万戸の空き家が予測されており、日本全体がいったいどうなるのか考えさせられた。 |
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お米の質や値段の競争以前に生産の継続そのものが身体的に無理になってきて、危機に瀕している限界集落の実態がよくわかった。
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主人公の一人、農業法人ファーマーの宮崎数馬社長が「若い人たちが求めるふるさと」ではなく「若い人たちが惹き付けられるふるさと」をつくりたいと言ったことに感心した。
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一人暮らしの宮谷内さんは、遠く離れた親を心配しながら暮らす多くの人たちにとって、身につまされることではないかと思った。 |
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「過疎の向こうへ」というタイトルは方向性を帯びた表現なのでわかるようでわかりにくい気がした。
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宮谷内さんを見ていて有名な絵本作家のターシャ・テューダーを思い出した。 |