「リフレッシュ」な人。浜田ディレクター   (2008.3.21 更新)
番組デスク(つまり、番組内の諸々を統括している人)が、番組の肝!と宣言した「ふるさとぶらり中継」。今回は、その立ち上げを任されたディレクターをご紹介します。
 
「ほのぼのサンデー」では「ふるさとQ」を担当していた浜田ディレクターが「テレビの仕事」に興味を持ったきっかけは、中学生の頃に見たバラエティー番組。BGMに当時自分が好きだった音楽が使われているのに気付き、「テレビ番組に曲をつける仕事(音効さん)」をしたい!と思ったそうです。なるほどー。
さてさて、話は浜田ディレクターの原点から始まります。

 
若い頃の自分が今の自分の番組を見たら、
『けっ!!』と思うのか『格好良い!!』って思うのか

 
――人を驚かせたりしたかったんですね
 
「そうですね。で、大学の時には音楽に携われる仕事がしたいなぁと思ったんですけど、それと平行して映像も撮り始めていて。友達に、何度受けても車の免許試験に落ちる人がいて、その様子を撮影したんです。効果音も入れて…5分くらいの映像なんですけどドキュメンタリーチックに撮って、出来上がりはバラエティー(笑)。で、編集機欲しいなぁと思って。今はパソコンで使えるソフトとかありますけど、その時はビデオデッキを二台つないで…。業務用の編集機は高くて結局買えなくて。良いなぁってずっと思っていました」
 
――映像を作った時に発見したんですね、自分のやりたい事を
 
「そうそうそう。
入社当初はスタジオカメラを担当したんです。一年。で、次の年から情報番組『元気王』のコーナーディレクターを担当することになって。早くも夢が叶ったぞ、と。最初の年にカメラをしている時点で凄いなぁと思っていたんですけど、編集したり音をつけたりっていう事をやりたかったんで。最初はわちゃわちゃで先輩ディレクターには迷惑かけっぱなしでしたが、編集をしていることが楽しくて楽しくて」
 
――夢の編集機ですよね
 
「で、当時の先輩が編集機を使っているのを見て格好良い〜!と思ったり。今でも、自分で編集していても自分格好良いな〜と(笑)。編集してるよおい。編集して、放送している!って。で、もう1人の自分がいるんですよ。若い頃の自分が今の自分の番組を見たら、『けっ!!』と思うのか『格好良い!!』って思うのか、その頃の自分に恥ずかしくないように」
 
――おぉ!
 
「ここアンダーラインです(笑)。
でも本当に、今のオレをどう思うんだろうか…っていうのはありますね。ずっと中高大の頃に好きだった音楽だったり編集だったり、それが全部ここ(今の仕事)にあるんですよ。
ちなみに高校の時は…お笑いコンビも結成していました(笑)。その感覚で、編集していても『笑いが無いとオチがねぇだろう!』って」

 

 
視聴者の皆さんと一緒に稲垣さんがテレビに突っ込んで…
というイメージ
  
――「リフレッシュ」は、どうですか?
 
「常にヒントは回りにあるんです。妻に聞いたり子供に聞いたり。いつも聞いてますよ。『今日は何してた?10時に何してた?』って。奥さんはね、10時までに家事を終わらすんですよ。僕が10時出勤なので。そこからは何をしようかなぁって考えているって。基本的にその時間は、見るもの無いって言うので何だったら見る?って。
そこの10時をテレビの前に座っていただくような。習慣を変えていただけるような番組にしないといけない。だから、お笑いは必要無いかもしれない(笑)」
   
――えー!?  
 
「わからないけど。
…基本はあるんですけど。要所要所で」
  
――「リフレッシュ」のスタジオ全体がシチュエーションコメディーのステージみたいなもんですよね
  
「うん、そうですね。あれ好きなんですよね。
どこかにお笑いがないと成り立たないとは思うんですけど。
あと、稲垣さんはやっぱり
『視聴者の方と同じ目線』の人だと思っています。
ディレクターがコーナーの映像を作って、それを客観的に見ているオヤジにしないと。『これ、高いよ!』とか『どーなの?』って、視聴者の皆さんと一緒に稲垣さんがテレビに突っ込んで…というイメージはあるんですけど、それは企画に反映させ難いんで…稲垣さんにかかっていますから。期待というかおんぶにだっこしているというか(笑)。
今までは『スタジオは繋ぎだ!』っていうつくりが多かったんで、『リフレッシュ』では、映像を受けて視聴者の方と考える時間をとりたいなと」
 
――稲垣さんがどんなキャラでいくのかも気になりますね。
 
「稲垣さんは話していても気持ち良い人だし…
 

稲垣アナとはお隣同士。
基本的には僕寄りの人間だと思うんです(笑)。会議をしていても、僕の制作部での役割は『アマノジャク』だと思ってます。ビルド・アンド・スクラップをするんです。壊し屋なんで(笑)」
  
――稲垣さんも?
 
「近いんじゃないかと。でも2人で言っているのは『こんな人たちの作った番組は駄目だろう』って。深夜だろって(笑)」
 
――良いじゃないですか!ではそういう夢も広がっていくと
 
「実績つくらないといけないですよね」
 

 
色々な事が『有り』なんだっていうコーナーにしたい
 
――「ほのぼのサンデー」の時の「ふるさとQ」は、参加する方の素や空間の面白さを出すコーナーでしたね。レポーターは使わず、浜田さんが出演して。
 
「あれは自分の中でも新鮮でした。今までは、自分の中でも『自分らしさってなんだろう?』って。モヤモヤしている部分があったんですけど…関わる人数が多くなると、ディレクターの意思が伝わり難いですからね。修正しようとすると現場にストレスが溜まりますし。その現場の雰囲気をそのままパッケージして、そのまま!ていうのをやるのが理想なんです。だから悩んで…。
視聴者の方が参加する映像っていうと、僕の中で一番衝撃的だったのは『ぴかぴかの一年生』のCMだったんです(笑)。だから僕の中では『ふるさとQ』『ぴかぴかの一年生』
取材時間は短くしてカメラは回しっぱなしで。その代わりに僕もカメラマンも油断しない。自分で喋って自分で編集ですから、撮りながらポイントもわかりますし。『ふるさとQ』の企画をやったことで、少しわかるようになりました。出演者がカメラの前で喋るのはどれだけ大変か!ということが…」
 
――円満の秘訣ですねー。で、それを生かしての「ふるさとぶらり中継」ですが
 
『ふるさとぶらり中継』はアナウンサーが出演しますから、お互いが相手を認める雰囲気のある現場にしたいですね」
 
――この前の中継実験はどうでした?見ていて楽しかったですよ。街の方の雰囲気も良くて
 
「基本的に、素の人は面白いんです。でもその人の面白さをテレビでいかに出すか…撮影の現場で『テレビだけどテレビじゃない』空気に持って行けるかが重要で」
 
――相手の方が慌ててしまっても、撮り方ですもんね。受け止め方と。
 
「そうなんですよ。それをどう受け止めるかっていう
基本、僕は『ふるさとQ』は『ハプニング』がキーワードだと思っていたんですよ。
 
で、ライブにしたらハプニングは起こると思うので…カメラマンが転んだり、突然、中継先のお店にお客さんが入ってきたり。それをまずは、ディレクターがどう受け止めるかで。それを更にレポーターがどうするのかっていう。『ふるさとぶらり中継』は、色々な事が『有り』なんだっていうコーナーにしたいです。小林と瀧口は適任だと思いますし」

 
――街の方もつっこみしやすいかも。
 
「素朴で…純なので、そこで肩肘張らずに。現場に行ってしまったら中継は話し手のものなので、僕は雰囲気を作るだけです」
 
――瀧口さんはどんな方ですか?
 
「瀧口は、頭が良いです。処理能力が早いと思います。
僕とちょっと違うツボなんですけど、基本は自分を笑われる事に快感を覚えるタイプなんですよ。『良い人』と思われるより、『面白い』と思われるほうが勝ちっていう、いじられキャラ。個人的にはそう見ています」
 
――今の制作部はどうですか?
 
「今はとにかく、明るく行きましょう!と。後ろは見ない(笑)」
 
――最後に視聴者の方にメッセージを
 
「基本的に、作り手としては押し付けがましくない…まずは自分達が『面白い!』とか『なるほど!』と思えるものを出していくので、それに突っ込みをいれていただきつつ…『リフレッシュ』は出演者と視聴者の皆さんが、一緒にテレビを見ているっていう番組にしたいと思っています」
 
――挑戦ですよねー
 

「難しいですよねー。最近、物の考え方が視聴者的な目線になっていて。
なんか…いかにもな『テレビ屋』って嫌いなんですよ。でも竹内さんに一回聞いたの。『制作部で誰が一番ディレクターっぽいですか?』って。そしたら『お前だよ!』って。即答されて(笑)。は!!って」
 
 
――大丈夫ですよ。まだ肩にセーター巻いてないし。
 
「そのうち巻き出しますよ(笑)」
 

 
浜田ディレクターがセーターを巻くのはいつなのか!?…は、さておき、ますます気になってくるのが新人・瀧口アナ。好青年エピソードに続いては「いじられキャラ」情報も飛び込んできましたね。どーなの?どんな人なの!?瀧口さん!!
 
ということで、次回はいよいよ瀧口アナが登場します。お見逃し無く☆
 

[T&R]

     
  



 
 
 
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