高齢化が進み、秋祭りの神輿や獅子舞が出来なくなった。ほとんどの人たちはやむをえないと思っていたが、嵯峨井さんは祭りの賑わいを絶やしたくないと考えていた。 嵯峨井さん、実はこの集落で20代続く神社の長男、つまり神主でもあったからだ。
準備はすべて青年団のメンバーが。技術的なポイントは嵯峨井さんが支援した。 こうして花火が秋祭りのメインイベントに育っていった。 この日に合わせて故郷に帰る人も目立つように。
今年は9月30日に秋祭りが。 打ち上げ花火の玉数はおよそ1000発。人口わずか87人の地区のお祭りにしては想像をはるかに超える大きさ。 中でも一番の見どころは『スターマイン』。 多種多様な花火が連続的に打ち上がり、闇夜の田園に一大スペクタクルを繰り広げた。