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第2回 「金沢銅器と貿易商 〜世界を駆けた円中孫平〜」
金沢銅器ってご存知ですか?
明治時代に主に海外輸出向けに作られ、欧米で高い評価を得た石川県の工芸品のことです。
大胆な構図と精緻な装飾が特徴と言われていますが、端的に言って今の私たちから見ると奇妙に見える作品も…?
当時は欧米で中国風のものが人気を集めており、それに対抗して売り込むためには少々、変わったデザインが必要だったのでしょう。
モチーフもバラバラ。
古代神話の装飾があったり、平安絵巻の彫刻があったり。
でも、必ずどこかに日本らしい植物や昆虫などを表現した部分がありました。
なんと、それがあの19世紀のジャポニスムに繋がるのです。
そんな金沢銅器を海外に輸出していたのは職人たちではなく、金沢の貿易商たちでした。
つまり、金沢銅器は今で言う"自動車"みたいな産業品、
それも外貨を稼ぐ貴重な商品だったのです。
その貿易商の一人が円中孫平。
パリやアメリカにも支店や代理店を置いていました。
今回の番組では金沢に住む金工作家・西川美穂さん(26)がナビゲーター役となり、金沢銅器がなぜ、海外に大きな影響を与えるまでになったのか、一地方の商人がどうして欧米にまで活躍の場を広げることが出来たのかを探ります。
ウィーン、パリ、フィラデルフィア、そしてワシントン。
海外取材も含め、実際の金沢銅器も紹介しながら、当時の背景に迫ります。
どうぞご期待ください。
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