第633回

(2/25放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 鮱名 啓太さん

宮城県出身の大学院2年 鮱名啓太さん。子供の頃から昆虫や魚など生き物が好きで、とりわけ、その形に強い興味を持ったといいます。
そこから流体力学への探究心につながり、KIT航空システム工学科へ進学。
所属する岡本研究室では、小型の鳥や昆虫の翅の空力特性の研究を通して、火星探査無人航空機などへの可能性を探るテーマに取り組みました。
国際学会など数多くの場でその成果を発表してきた鮱名さん、春からは、完成機メーカーである新明和工業で、エンジニアとしての第一歩を踏み出します。

2月25日の放送は、先生や友人に恵まれ良い環境で学ぶことができたという鮱名さんを、課外活動にも打ち込んだ横顔とともにご紹介します。


第632回

(2/18放送)

応用バイオ学科3年 山本ゆかりさん

金沢工業大学尾関研究室が、地酒を使ったシャンプーの商品化に産学連携で成功しました。
これは日本酒に含まれるα-EGと呼ばれる保湿成分を活用したもので、吟醸酒の酒かすを使って焼酎を造る際に生成されるかすからα-EGを抽出する手法も実用化にこぎつけました。
この研究に、発酵産業の活性化をめざしたプロジェクト活動を続ける学生たちも大きく貢献、その一人が3年 山本ゆかりさんです。
山本さんは、北海道からKITに進学。今回、実験データなど自分たちの研究成果が商品化につながり、研究への意欲が一層掻き立てられたと話します。

2月18日の放送は、日本酒の新たな活用法を探る研究に取り組んでいる山本さんたちをご紹介します。


第631回

(2/11放送)

情報工学科4年 中川秀門さん

農業現場で発生している課題解決に取り組むことを通じて、地域社会の新たな価値創造にチャレンジする活動を続けている「Project One」。KIT情報工学科 袖研究室のメンバーが中心で、中川秀門さんもその一人です。
中川さん達が目指しているのは、高齢化や後継者不足の解決にむけ、農業経験者でなくても安定した収穫が見込める「おいしい米づくりのシステム化」です。
初年度は水田の情報を収集するため、カメラやセンサを搭載した装置を開発。リアルタイムでデータを管理するシステムを構築しました。

2月11日の放送は、多くの出会いや仲間の大切さを知った4年間だったと振り返る中川さんを活動の様子やインタビューとともにご紹介します。


第630回

(2/4放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 齊藤博斗さん

大学院で機械工学を専攻する齊藤博斗さん。彼は学部3年次のとき、切削加工の科目でどうしても良い成績がとれない悔しさから、あえて切削工学を専門とする新谷研究室に飛び込みました。
そして今、学びの集大成として取り組んでいるテーマは、新幹線のベアリングなどにも用いられる部材を対象にした革新的な切削工具の開発です。
学会発表や論文投稿など積極的に研究成果を発信。春からは、切削工具メーカーで技術者としての第一歩を踏み出します。

2月4日の放送は、KITで新しい自分を発見し、学ぶ楽しさを知ったという齊藤さんをご紹介します。


 
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