第595回

(5/28放送)

大学院建築学専攻博士前期課程2年 横山公大さん(2015年3月修了)

金沢工業大学で建築を学ぶ学生が、ユーザーである学生の視点に立って、大学周辺の住まいをリノベーションする活動、RDA(Re:Design Apartment)プロジェクト。これまで様々な物件が学生の手によって生み出されていますが、2月末、プロジェクト初の鉄筋コンクリート構造、3階建てマンションが完成しました。デザインを担当したのは、春から建築家をめざして第一歩を踏み出している横山公大さんです。学生や施主のニーズをもとに彼が提案したのは、変化を楽しむことができるユニークな個室、そして居室以外にも自由に使える空間でした。

5月28日の放送は、RDAプロジェクトをはじめ、建築への思いを強くしていった横山さんの積極的な学生時代を振り返ります。


第594回

(5/21放送)

機械工学科3年 土屋 享太さん

今年も秋田県大潟村で、自作電気自動車の競技会「ワールド・エコノ・ムーヴ」が開催されました。大会側から支給された同一コンディションのバッテリーを使い2時間の走行距離を競う省エネカーレースに、昨年、新車両でチーム記録を更新した夢考房エコランプロジェクト。今年こそ走行距離80kmを超えたいと、土屋享太さんを大会リーダーとして、若い力が中心となり改良を重ねてきました。
彼らの車両は、前面投影面積が小さく空気抵抗を削減したデザインが評価され、グッドデザイン賞を受賞。

5月21日の放送は、およそ3円分の電気エネルギーで走行距離を競うレースに挑んだKITチームを、土屋さんのインタビューと映像でご紹介します。


第593回

(5/14放送)

電気電子工学科4年  柳町 卓実さん

KITの学生プロジェクトチームが、大学が立地する野々市市の英語版生活情報パンフレットを作成しました。バスのルートマップや家庭ごみの分別表など3種のパンフレットを製作したのは、柳町卓実さんら8名の学生たち。ユーザーを想定し、何が問題で何を解決するべきかを考える「デザインシンキング」の手法を用い、市内在住の外国人にインタビューを行って、彼らが何を必要としているかを探っていきました。
全国の市を対象にした住みよさランキングでも評価の高い野々市市ですが、今回、外国人にとっても住みやすいまちづくりの一端を学生たちが担ったのです。

5月14日の放送は、地域の課題解決に取り組んだ活動を柳町さんのインタビューと合わせてご紹介します。


第592回

(5/7放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程2年 武藤 涼さん(2015年3月修了)

さらに高出力で低燃費のエンジン開発をめざしたいという夢をもち、今春、富士重工業に就職した武藤涼さん。KIT入学時は将来について明確なイメージはなかったと振り返ります。エンジンへの興味が生まれたのは、1年次の授業から。エンジンの分解・組み立て、そしてTA(Teaching Assistant)として教員を補助する大学院生への憧れが、武藤さんの学ぶ意欲を大きく掻き立てていきました。ものづくりに必要なライセンス取得にも積極的に挑戦。6年間の集大成となった修士研究では、軽油とガソリンのふたつの燃料を上手く活用した、環境に優しく革新的な内燃機関について装置づくりから取り組みました。

5月7日の放送は、KITで大きな成長を実感し、第一歩を踏み出した武藤さんをご紹介します。


 
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