第497回

(6/27放送)

大学院バイオ・化学専攻博士前期課程2年 飛坂 未緒さん

大学院2年の飛坂未緒さん。高校生の時に手にしたKITの入学案内に書かれていた「カビから医薬品を製造する研究」に強い関心を持ち、KIT応用バイオ学科に進学。4年次からは念願の小田研究室で、カビの持つ酵素を使って、ステロイド医薬の原料を高生産するシステムの開発に取り組んでいます。このテーマを3年かけて自分の手で形にしたいと大学院に進学した飛坂さん。研究を続ける中で興味が強くなったジェネリック医薬品原薬製造企業に内定。ジェネリック医薬品製造を通して社会に貢献したいと話します。

6月27日の放送は、カビから有用な医薬品原料の高生産に挑む飛坂さんをご紹介します。


第496回

(6/20放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程1年 島 拓実さん

KITの学生たちが製作したシーラカンスのロボットが、福島県にある水族館「アクアマリンふくしま」で展示されています。これは、ロボティクス学科の佐藤研究室の学生たちが製作したもので、独特のひれの仕組みを解明し、モーターを組み込むことで複雑な動きを再現した実物大のロボットです。メンバーの一人、島 拓実さんは、強度計算や加工など苦労の連続だったようですが、ものづくりの流れを経験できた貴重な機会だったと当時を振り返ります。

6月20日の放送は、“生きた化石”と呼ばれるシーラカンスの泳ぎをロボットで再現。生物進化の解明と新しい技術開発への一歩となる取り組みを、映像と島さんのインタビューでご紹介します。


第495回

(6/13放送)

大学院電気電子工学専攻博士前期課程1年 岡島 宏太さん

異文化に触れて視野を広げたいと、KITの交換留学プログラムを利用して、海外提携校に留学した学生がいます。大学院1年、岡島宏太さんです。岡島さんは学部1年次から夢考房エコランプロジェクトに参加し、EVエコランの開発やドライバーとして活動してきました。一方で海外への思いも強く、大学院進学予定者を対象にした留学プログラムに応募、4年次の半年間、米国のローズ・ハルマン工科大学でさまざまな経験を積んできました。

ものづくりに対する意識が変わり、失敗を恐れなくなったと振り返る岡島さん。6月13日の放送では、充実ぶりがうかがえる留学時の様子や修士研究への抱負などをインタビューと映像でご紹介します。


第494回

(6/6放送)

ロボティクス学科4年 西川 徹さん

自律移動型ロボットの競技会、ロボカップジャパンオープンに、KITロボティクス学科 出村研究室の学生たちが参加しました。彼らが参加したのは、@ホームリーグ。日常生活のなかでロボットがいかに役に立ち、人間と共に暮らしていけるのか?その可能性を探る競技です。リーダーの西川徹さんは、機械、電気、情報と幅広く学びたいとロボティクス学科に進学し勉強に励んできましたが、今回、本格的なロボット製作を初めて経験しアイデアを形にする難しさを痛感したと振り返ります。

一方で、大会は自分自身が学ぶべき方向性を知る貴重な経験になったと話す西川さん、6月6日の放送は、ロボット研究への気持ちを新たにした西川さんを、愛らしいロボットとあわせてご紹介します。


 
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