第190回(6/28日放送)

大学院 機械工学専攻博士前期課程1年 村岡 祐輔さん
 

  

機械の故障箇所を調べる方法として、機械が発する騒音に着目して研究に取り組んでいる学生がいます。大学院1年 村岡祐輔さんです。
彼は、これまで熟練した技術者の知識と勘にたよることが多かった騒音源の位置を高精度に検知できる方法として、自ら作り上げた装置とMUSICアルゴリズムを応用した手法で突き止めようとしています。
今は研究をスムーズに進めるための装置づくりの段階ですが、将来的には、音から故障の原因までを特定できればと思いをめぐらせています。
人々の生活環境が豊かになるようなものを設計・開発するのが夢という村岡さん。

6月28日の放送は、匠の技に迫るシステムの開発に日々取り組む村岡祐輔さんの登場です。
 
 

第189回(6/21日放送)

建築都市デザイン学科4年 山上 直哉さん
 

 

KIT4年、山上 直哉さんの気になる建築家は、安藤忠雄。
コンクリート打ちっ放しの住宅や商業施設などを次々と発表している世界的建築家の一人です。
それら現代建築物と周辺環境がみごとに一体となった空間づくりは、山上さんがめざす世界でもあるのです。

小学校6年生のときに実家を新築。落書きのように描き始めた設計図が形となった嬉しさは、彼を建築の道へと誘いました。
高校で住環境など環境全般を学び、KIT建築都市デザイン学科に入学した山上さん。この春、日本有数の設計組織グループに就職が決まりました。

『建築は、住む機能を備えた芸術作品』という山上さん、21日の放送では、彼の建築に対する思いや高い評価を得てきた課題作品などをご紹介します。
 
 

第188回(6/14日放送)

大学院 機械工学専攻 博士前期課程1年 田口 宣さん
 

 

携帯電話など小型部品の需要が高まるにつれ、それらを加工する機械も小型化が求められています。
KIT機械工学科 加藤研究室と地元工作機械メーカーは、小さくてもろい材料を高能率・高精度で加工できる小型加工機の開発に成功し、5月に開催された機械工業見本市「MEX金沢2007」に出品しました。
この加工機のプレゼンターの一人として参加していたのが、大学院1年 田口 宣さんです。

14日の放送では、工具の直径は髪の毛のおよそ1/3、回転速度毎分15万回転という小型加工機が見せる技!をご覧頂きながら、携帯電話の基板加工の研究に取り組む田口さんをご紹介します。
 
 

第187回(6/7日放送)

ロボティクス学科4年 石田 賢司さん
 

 

KIT4年 石田 賢司さん。彼とロボットとの出会いは、2足歩行ロボットの格闘技大会「ROBO−ONE」の存在でした。独学でロボットを作り上げて出場し、そこでロボットの可能性を実感した石田さんは、進学先を当時設置されたばかりのKITロボティクス学科に決めたのです。
それから3
年、彼は今年、研究室の仲間とともに、「ロボカップ・ジャパンオープン」ヒューマノイドリーグに初めて出場しました。リモコンではなく、ロボット自身が考えてサッカーを行なう競技です。
自律型2足歩行ロボットの最先端技術があつまるこの大会で、目標としていた1点をあげた石田さんたち。彼らが最終日にみせた驚くべきシュートとは?

6月7日の放送は、ロボカップ・ジャパンオープンシリーズ第3弾、ロボティクス学科 石田賢司さんの登場です。
 
  
  

  
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