第177回(3/29日放送)

機械工学科4年 川本 俊一郎さん

少子高齢化社会をむかえた日本は、高齢者のおよそ8割が関節になんらかの障害をもっているといわれており、インプラントとよばれる人体に埋め込んで使用する部品に注目が高まってきています。しかしそれらは、医師の経験をもとにした既製品がほとんどで、必ずしも患者一人ひとりの身体にあったものではありませんでした。
 
機械工学科 川本俊一郎さんは、一人ひとりの患者に最適な人工関節の研究に仲間とともに取り組んできました。
医科系大学との共同研究として行われ、力学的な見地から様々な問題点を根本的に見直し、患者のための人工関節をうみだす研究です。

新谷研究室との出会いでモノづくりに目覚めたという川本さん。29日の放送は、4月からホンダを舞台に人に優しいエンジニアをめざして歩き始める川本さんをご紹介します。
  
 

第176回(3/22日放送)

大学院情報工学専攻 博士前期課程2年 岩田 浩真さん

4月から富士通が新しいステージとなる大学院2年 岩田 浩真さん。
KITでは、自分の実力を知る機会と、積極的に資格取得をめざしてきました。
 
学部4年次には、『オラクルマスター ブロンズ』に合格。オラクルマスターとは、データベースソフトウェア市場で世界的なシェアを誇るオラクル社が認定する資格で、エンジニアの実力を証明するものとして認められています。
仲間10人とともに大学生として初めて取得という快挙を成し遂げた岩田さんは、大学院進学後も、難関資格『テクニカルエンジニア(データベース)』を取得するなど、まさにコンピュータを学び続けた6年間でした。

22日の放送は、オラクルマスターの最上級、最難関"プラチナ"挑戦の気持ちを秘めながら、富士通では次世代ネットワークのプロジェクトに関わりたいと夢を話す岩田さんの登場です。
  
 

第175回(3/15日放送)

大学院 電気電子工学専攻博士前期課程2年 橋本 耕成さん

この春から松下電器産業の主力部門、プラズマTVなどを開発する部署に配属が決まっている大学院2年 橋本 耕成さん。
 
彼は2004年6月から1年間、KITの長期派遣留学プログラムを利用して、アメリカ イリノイ大学へ留学。
工科系全米トップクラスの学生たちやいろいろな国の留学生との交流は、語学力の向上だけでなく、彼自身の物事の考え方を変える貴重な経験となりました。
帰国後は、省エネルギー照明装置の研究に回路面から取り組み、消費電力をおさえる回路の開発に成功。
照明学会からも高い評価を得ています。

将来は、研究・開発などのプロジェクトリーダーとして活躍したいという橋本さん。
3月15日の放送は、彼自身を大きく変えた留学生活や恩師との出会いなどをインタビューで綴ります。
  
 

第174回(3/8日放送)

建築学科4年 佐々木 明人さん

この春、清水建設に就職する佐々木明人さん。
高校時代、友人がプレゼントしてくれた1冊の本が将来の道を照らしてくれました。ユニークな近代建築を集めたその本をながめながら『自分もこんな建物をつくりたい』と思ったことが、建築の世界を志したきっかけだそうです。
 
KIT建築学科で学ぶにつれ建築の奥深さを実感した佐々木さんは、1年ごとにスケジュールをたてて、設計、構造と勉強してきました。
そして4年次、学びの集大成として取り組んだのは『屋上緑化について』。人々の快適な建築環境づくりに関する研究です。

常に進化し、可能性を見出せるのが建築という佐々木さん、8日の番組では、彼の背中を押してくれた大切な本をはじめ、屋上緑化研究の様子などをインタビューとともにご紹介します。
  
 

第173回(3/1日放送)

大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 清水 悠介さん

念願のスズキに就職が決まった大学院2年 清水悠介さん。
学部2年次、発足にあわせて参加した夢考房フォーミュラカープロジェクトが、彼の学生生活を大きく変えるきっかけとなりました。

車についての特別な知職はプロジェクトに参加してから。
大変なことも多かったと振り返りますが、リーダーとして出場した第2回全日本学生フォーミュラカー大会で、KITチームは6位入賞を果たしました。
さらに知識を深めるため大学院進学を決意、新しいディーゼルエンジンについての研究に取り組んできました。 『KITでは、好きなモノづくりができ、夢も見つけることができた』という清水さん。

3月1日の放送は、人に優しい良質な車づくりをめざしたいとこの春スタートを切る清水悠介さんをご紹介します。

  
  

  
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