第156回(10/26日放送)

機械工学科2年 田中 大二郎さん

夢考房エコランプロジェクトがまた快挙を成し遂げました。先ごろ栃木県で開かれた「ホンダエコノパワー燃費競技全国大会」で、KITチームは高性能マシン「ALTiC」で2079.164km/リットルを記録。見事学生クラスで優勝を果たしました。
 
1リットルのガソリンでどれだけ走れるか、燃費の限界にチャレンジするこの大会には、企業チームを含む483台がエントリー。うち、燃費2000kmをこえたのは、わずかに6台。しかも近年リタイア続きだったこの大会で、チームとして4年ぶりの完走、6年ぶりの優勝と嬉しさもひとしおだったに違いありません。ドライバーを務めたのは、田中大二郎さん。
実はこの春プロジェクトに参加したばかりの2年生です。8月の広島大会でもハンドルを握り優勝に貢献した田中さんでしたが、最大高低差3m、参加台数もはるかに多いツインリンクもてぎは、広島とは異なり記録が出しにくいコースでした。
「先輩たちの大きな力が後押しとなった。次は、企業チームを相手に戦いたい」

10月26日の放送は、燃費3000kmを目標にさらに意欲を燃やす田中さんの姿をご紹介します。
 
 

第155回(10/19日放送)

生命情報学科3年 五十嵐 喜子さん

KITの設備や環境をフル活用して、忙しい毎日をとてもエンジョイしている女子学生がいます。3年 五十嵐 喜子さん。
 
五十嵐さんは、大学と学生の橋渡し役である学友会に所属。学生健康委員会が主体となって行う学内献血行事では、4年連続献血者数1000人突破をめざし、副委員長として貢献しています。
 
また生き物が大好きという彼女は、コオロギを通して人間の行動と心のしくみの解明をめざす生命情報学科の長尾研究室に、1年次から参加。先輩たちの研究に触れたり解剖に取り組んだりと積極的に学んでいます。
五十嵐さんのスケジュール帳は、いつも予定がいっぱい!?

18日の放送は、魅力的な笑顔とパワフルな行動力で充実したキャンパスライフを送る五十嵐さんの日常を追いかけます。
 
 

第154回(10/12日放送)

大学院 建築学専攻博士前期課程2年 五十嵐 大介さん

南北9.6m、東西7.2mという金沢の中心部を一望できる巨大模型が、9月、金沢21世紀美術館にお目見えしました。制作したのは、KIT建築系の学生たちおよそ30人。五十嵐大介さんは、その中心メンバーとして仲間たちを引っ張ってきました。
500分の1に再現された模型は金沢市から提供された航空写真をもとに作成し、ランドマーク的な建物は自分たちで実際に撮影した写真を貼るなど精巧さにこだわりました。

研究室のゼミ旅行で訪れたフランス、オルセー美術館。そこで目にしたパリの都市模型に負けないものをつくりたい!そしてこの模型が、市民のこれからの街づくりについて考えるきっかけになればという五十嵐さん。来春からは、『六本木ヒルズけやき坂コンプレックス』などを手がける山下設計が彼の夢へのステージです。

10月12日の放送は、メンバーたちがおよそ2ヶ月をかけ渾身の思いで制作した日本最大級の模型をご紹介します。
 
 

第153回(10/5日放送)

環境システム工学科4年 鈴木 翔太さん

私たちが生きていく上でなくてはならない水。その水の安全を守ろうと研究に取り組んでいる学生がいます。鈴木 翔太さん。

鈴木さんは、子供のころから興味を持っていた環境を学びたいとKITに進学。現在は、加賀市にある片野鴨池で、水質保全のための調査・研究を行っています。片野鴨池はガン・カモ類の日本有数の越冬地としてラムサール条約にも登録されている湿地です。
 
2週間に1度採取した水を研究室に持ち帰って分析。白衣姿で地道な調査・分析を続ける鈴木さんですが、もうひとつの顔がありました。
それは、アメリカンフットボール部主将。大学では新しいことにチャレンジしたいと参加し、ただ今、4年生最後の大会となる秋季リーグ戦真最中。初戦で7年ぶりに福井県立大学を破るなど北陸制覇めざして戦っています。

まさに静と動。でもそれぞれに注ぐ情熱は、とても熱い!10月5日の放送は、研究と部活動ともに充実した学生生活を送る鈴木翔太さんの登場です。
  
 

  
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