第126回(3/30日放送)
建築学科4年 西川 聡仁さん

KITのある野々市町の安全・安心について、住民と協力しながら研究活動を続けてきた学生がいます。

建築学科4年 西川 聡仁さんです。 KITでは、野々市町との連携でインターネット上の生涯学習講座を開講しています。 西川さんたちの活動もそのひとつ。建築系の谷 研究室のメンバーが中心となり、1年をかけて実際に地域住民と町内を歩きながら危険箇所などを調査、それらをもとに危険情報を盛り込んだ電子地図を作成しました。

大学内での学びだけでなく、住民との交流を通して住みよい町づくりを考えていく研究は、学生時代の貴重な経験になったに違いありません。

4月からは、出身地北海道の大手建設会社に就職。建築に関するいろいろな勉強と経験を積み、いつかは建設業を営む大好きな祖父の手助けをしたいという西川さん。

3月30日の放送では、実地調査や1年の活動の締めくくりとして開かれたフォーラムの様子をインタビューとともにご紹介します。
 
 
第125回(3/23日放送)
大学院 建築学専攻博士前期課程2年 横川 佳津雄さん

大学時代に実際の住宅設計に関わるというとても貴重な経験をした学生がいます。
横川佳津雄さん。彼は学部時代に幼なじみのお母さんから設計の依頼をうけ、設計図や模型作りはもちろん、クライアントとのやりとりなど授業では体験し難い時間を重ねてきました。
特に、クライアントの要望と予算という現実的な問題に直面したことは、彼に建築の難しさとそれ以上のやりがい感を与えたに違いありません。
  
貴重な体験を踏まえて取り組んだ学生時代の集大成は、「金沢の中心地、香林坊に人の流れや活気を取り戻そう」という空間の設計。
大胆なデザインの中にも実用性・機能性を取り込んだ設計は、教授陣から高い評価を得ました。

『人を感動させる建築家』をめざして歩き始める横川さん。23日の放送では、修士研究の集大成作品を発表会当日のプレゼンテーションの様子もまじえてご紹介します。
 
 
第124回(3/16日放送)
大学院 材料設計工学専攻博士後期課程3年 佐藤 和人さん

私たちの日常生活に欠くことのできない材料、プラスチック。そのプラスチックにいろいろな面から関わり続ける学生がいます。

大学院博士後期課程3年 佐藤 和人さん。佐藤さんは学部卒業後3年間、化学メーカーでプラスチック原料の研究・開発に携わりましたが、モノづくりの技術の重要性を痛感し大学院進学を決意。大学院前期後期課程の5年間をプラスチック成形時に避けられない反り現象など、さまざまなメカニズムの解明という研究に費やしてきました。

そしてこの春、世界でもトップレベルの技術をもつプラスチックの成形・加工メーカーに就職、企業や大学で学んだ知識と経験は、新たな舞台で必ず活かすことができるはずと穏やかな表情の中にも自信をのぞかせます。決めた目標は最後までやり遂げるという佐藤さん。

3月16日の放送では、研究への意欲と多くの人の支えで頑張れたという驚きの大学院生活スケジュールもご紹介します。
 
 
第123回(3/9日放送)
大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 佐藤 慎士さん

「入学時、ロボットに対する特別な知識は何もなかったという大学院2年 佐藤 慎士さん。しかし振り返れば、まさにロボットというモノづくりに情熱を注いだ6年間となりました。

佐藤さんたち夢考房ロボットプロジェクトで製作した「行灯くん」は、2002年、第1回ABUロボコン大賞を受賞。つづいてより高いレベルをめざして2足歩行ロボットの格闘技大会「ROBO―ONE」に挑戦。2004年の夏には、126台中ベスト16入りを果たしました。そして学生生活の集大成となる修士論文の研究テーマは、「空飛ぶロボット」・・・。

目の前の壁をひとつひとつクリアしていくことが新しい目標につながり、充実感いっぱいの日々だったといいます。未知の分野に興味をかきたてられるという佐藤さん。4月からは、ICチップなど次世代商品の研究開発でも注目を集める凸版印刷に就職します。

9日の放送は、彼の代名詞ともいえるロボットたち、そして楽しさや大変さを分け合った大切な仲間たちに囲まれる佐藤さんをさまざまな映像で振り返りました。
 
 
第122回(3/2日放送)
大学院機械工学専攻 博士前期課程2年 中西 伸行さん

夢考房ソーラーカープロジェクトは、自分自身の成長記録」という大学院2年 中西 伸行さん。プロジェクトに憧れてKITに進学して以後、ソーラーカーというモノづくりを通じて得た知識や技術、人との出会いなど、すべてが今の中西さんをつくり上げていきました。

2001年のオーストラリア大陸3010kmの縦断レースにドライバーとして出場した「ワールドソーラーチャレンジ」や、世界の技術者と意見交換がしたいと決意したカナダ留学など、夢をかたちにするため常に今やるべきことに全力を注いできたといいます。

そしてこの春からは、念願のホンダで彼の新たなモノづくりがスタートします。

2日の放送では、ゴールがないというモノづくりへの熱い思いを広大なオーストラリア大陸を走るKIT Golden Eagleの美しい映像や数々の思い出シーンとともにご紹介。

  

  
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