第117回(1/26日放送)
大学院電気電子工学専攻 博士前期課程2年 坂井 博紀さん

何気ないことが、将来の道の方向付けになっていることがあります。この春、日立製作所に就職が決まった大学院2年、坂井博紀さん。

坂井さんは、子供の頃から特にクレーンの動きが好きで、惹きこまれるように見ていたといいます。単純な動きの背後にある複雑なシステムへの興味、これが、技術者をめざす第1歩だったのかもしれません。

KITでは、電気や電子の知識を学ぶとともに夢考房ソーラーカープロジェクトに参加。自分たちで設計、製作したソーラーカーを大会などで評価し、問題解決方法を探るという実践的な活動も体験してきました。夢考房での経験は、これから大舞台に踏み出す彼にかなり大きな自信を与えているようです。「いつかは、自分が手がけた製品やシステムを世の中に出したい」

26日の放送では、技術者として早くもたのもしいコメントを聞かせてくれる坂井さんをご紹介します。
 
 
第116回(1/19日放送)
大学院建築学専攻 博士前期課程2年 岡村 雅克さん

大学の研究室を飛び出し、1年の大半を京都で生活しながら国家プロジェクトのメンバーとして研究活動を続けている学生がいます。大学院2年 岡村雅克さん。彼は、大都市で阪神大震災のような大地震が起こった際のさまざまな被害軽減化を目的とした国家プロジェクトに参加し、京都大学防災研究所で研究に取り組んできました。中でも、伝統構法による木造住宅である京町屋を使って耐震性能や振動特性を明らかにしようと行われた実験は、移築や新築した実物大の京町屋を使用するという大規模なもの。
専門家や学識経験者、他大学の学生たちと、これまでの集大成ともいえる木材研究の実験に参加できたことは、とても貴重な経験だといいます。 将来は、地元産の木材を使ってその地域にあった建物をつくってみたいという岡村さん。

19日の放送では、この春、新潟の実家の工務店で社会人としてスタートを切る岡村さんを実験映像とともにご紹介。
 
 
第115回(1/12日放送)
建築学科4年 東 俊弘さん

自分が求めていたのは、『思いがカタチとなって目に見えるモノづくり!』
企業のシステムエンジニア(SE)からKITの建築学科に編入学。大学での学びとこれまでの経験を糧に、この春、建築家の第一歩を踏み出す学生がいます。東俊弘さん。 もともとモノづくりが好きだった東さんは、立命館大学を卒業後、NECでSEとして働き始めました。しかし、自分がつくったものがカタチとして残らないことに次第に違和感を覚え始め、一念発起、建築の道を志したのです。といっても建築の勉強は全く初めて。 かなり大変だったに違いありません。それでもKITでの生活は、彼の建築に対する気持ちを憧れから確信へとかえていきました。金沢の大手設計事務所に就職が決まった東さん。

1月12日の放送では、学生優秀作品として掲載された作品や学びの集大成となる卒業製作の模型などをインタビューとともにご紹介。
 
 
第114回(1/5日放送)
電気工学科4年 安井 友子さん

夢考房ソーラーカープロジェクト活動で自分の夢を見つけ、この春から、念願のホンダで第一歩を踏み出す学生がいます。 電気工学科4年 安井 友子さん。

安井さんは、入学後初めて目にしたソーラーカーに魅了されプロジェクトに参加。以来、多くの男子メンバーに囲まれながら、バッテリー担当として懸命に取り組んできました。ソーラーカーレース鈴鹿2002では総合3位、2003年は学生優勝と、プロジェクトの思い出はつきません。そして次のステージを、大好きなプロジェクト活動と似た環境を感じたというホンダ1本にしぼり、見事、その思いが通じました。大学での研究を活かし『長時間のドライブでも疲れない車内の癒し空間をつくりだしたい』と夢を語る安井さん。

新春1月5日の放送では、KITで最高の空間を見つけ、充実感いっぱいの彼女をレースの映像とともにご紹介します。
 

 
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