第101回(9/29日放送)
機械工学科2年 佐藤 純一さん

8月末、KIT夢考房エコランプロジェクトは、1リッターあたりの走行距離を競う省エネカーの競技大会「Super Mileage Car Challenge 広島 2005」に出場。燃費2487.1km/Lを記録して、見事総合2位に輝きました。全国の企業や大学チームが参加したこの大会は、ギネス認定の世界記録を出している好コースです。

佐藤 純一さんをリーダーとする夢考房チームが誇るマシン「G.E.ALTiC」は、チタン合金フレームとアルミ製の部品を使用し、テスト走行では平均燃費1400kmを達成している高性能マシンですが、これまでの大会では結果に恵まれず、公式記録がありませんでした。先輩たちが残してくれたALTiCで、なんとか2000km/Lを超えたいと調整を繰り返しながら臨んだ大会での快挙。喜びも格別だったに違いありません。

9月29日の放送では、計測ミスや車輪のバーストにハラハラしながらも東京―グアム間に匹敵する距離2487.1kmを達成し、次は自作エンジンで燃費3000km/Lと、意欲を燃やす夢考房チームの姿をご紹介します。

 
 

第100回(9/22日放送)
大学院 建築学専攻博士前期課程2年  佐藤 創さん

外務省が募集したODA(政府開発援助)事業の民間視察モニターに、実に20倍の難関を突破して選ばれた学生がいます。大学院2年 佐藤 創さんです。
佐藤さんは、7月末から1週間の日程でパキスタンを訪れ、ODAによる小学校建設や女性の社会進出のための技術指導などを視察しました。ODAの活動を知る良い機会と応募した佐藤さんですが、 パキスタンの現状やそこに暮らす人々の生活の一部にも触れ、あらためて日本の恵まれた環境を実感したそうです。
そして自身を含め、その環境をあたりまえだと思っている日本の若者が多いことにも気づかされました。

9月22日の放送では、貴重な経験となった現地視察の様子を写真で振り返るとともに、 目の前の興味あることにとことん挑戦し続ける彼の生き方についてもインタビューでご紹介します。

 
 

第99回(9/15日放送)
情報マネジメント学科2年  成子 真未さん

KITのキャンパス内には、専門分野に必要な数学・物理・化学といった工学基礎をいつでも何度でも課外で学ぶことができる『工学基礎教育センター』があり、年間のべ14000人の学生が利用しています
情報マネジメント学科2年の成子 真未さんは、1年次にこのセンターに通い続け学力面での不安を克服。今年の春からは、センターの教員をサポートする学生スタッフとして活動しています
さらに彼女は、アナログレコード16万7千枚を所蔵する『ポピュラー・ミュージック・コレクション』でも学生スタッフとして大好きな音楽に囲まれた日々を送っています。好奇心旺盛で人とのふれあいが大好きな成子さんは、その上バレーボール部にも所属し週3回の練習に汗を流しています。
授業を含め1日の大半をキャンパス内で活動する成子さんにとって、KITとはどんな存在なのでしょうか?

15日の放送では、KITの施設を積極的に利用して充実したキャンパスライフを送る成子さんの日常を追いかけるとともに、大学で学んだことを活かして夢を実現させたいと目を輝かせる彼女の姿をご紹介します。

 
 

第98回(9/8日放送)
情報工学科3年  佐々木 昌夫さん

2005年8月。真夏の太陽が照りつける鈴鹿サーキットで開催された「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」。 そこにKIT夢考房ソーラーカープロジェクトが作り上げた四輪2駆動の新型車両「Golden Eagle4」の姿がありました。
最高峰のドリームクラス(太陽電池の出力やバッテリーの制限なし)において学生初の総合優勝など常に上位に名を連ねてきたKITチーム。その伝統を捨て、より制限の多いチャレンジクラスに今回初めて挑みました。 『もう一度夢考房の原点にもどり、できることは自分たちの手でつくろう』『制約のある中で最大限の力を発揮しよう』という思いで…。
1年次から製作に関わってきた佐々木 昌夫さん。今年は大会エントラントという重要な 役目を担いました。
しかし完成予定が大幅に遅れ、一度の試走もできずに乗り込んだ鈴鹿。 結果はクラス11位の成績でした。それでも「自分たちで作った車でレースに参加できた」という満足感は大きかったはずです。

9月8日の放送では、レースを行いながら調整作業に追われるピットでの緊迫した様子や 「出場する」ということに最後までこだわり続けた佐々木さんの思いなどをご紹介します。

 
 

第97回(9/1日放送)
情報工学科4年  齊藤 貴文さん

夢考房ソーラーカープロジェクトは、「DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿2005」参加に向けて4号車となる新車輌の開発を2年前からすすめてきました
これまでは、太陽電池の出力やバッテリーに制限のないドリームクラスの車輌開発をおこなってきましたが、今回彼らがめざしたのは、より制限の多いチャレンジクラス対応のソーラーカーです
過去12回の出場、学生優勝の経験ももつKITチーム
しかし、既製品にたよらずもう一度、『自分たちでできることは自分たちの手でつくる』という夢考房の原点にもどろうと、メンバーはゼロからのスタートをきったのです。
モーターや、太陽電池をサポートするMPPTの設計・開発など、つくれるものは全て自分たちでつくりました。しかし無常にも時間はどんどんと流れ、一度の試験走行もできないまま大会当日を迎えることに・・・。

9月1日の放送では、新車輌開発の中心となったリーダー齊藤 貴文さんに、彼らがめざしたモノづくりについてインタビューするとともに、KITチームにとって新しい1ページとなった「DREAM CUP 鈴鹿」の映像をご紹介します。
 

 
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