第79回(4/28日放送)
大学院建築学専攻 博士前期課程2年 外海 博章さん

本の背表紙にタイトルがない。帯の中にタイトルが隠れている、というまさに日本で初めて!の本が、このたび発行されました。『金沢徘徊記』コピーライターでありプロデューサーとしても活躍している出島二郎氏が、金沢の町の風景によせる思いを一行詩というかたちで綴った作品です。その独創的な装丁と表紙デザインを手がけたのが、大学院2年の外海博章さんす。 文藝春秋の取材で彼の建築デザイン画をはじめてみた出島さん、町の姿の捉え方と作品集のイメージがピタリと重なり、その場で装丁を依頼したといいます。 そして既成概念にとらわれない思い切った表紙デザインを持ち込んだ外海さんのアイデアを高く評価し、今回の作品集の顔に決まりました。 この貴重な経験で将来の考え方や交流もどんどん広がっているという外海さん、28日の放送では、彼の感性光る表紙デザインを出島さんのコメントをまじえながらご紹介します。

 

 

第78回(4/21日放送)
先端材料工学科4年  竹田 光佑さん

2005年3月に開催されたKITオープンキャンパスのTVコマーシャル。 制作したのは、放送研究会の竹田光佑さんです。 新しいことにチャレンジしたいと、KITに入学早々放送研究会に所属し、本格的に映像や照明、音響などを学びはじめました。1年次の秋からは部長に抜擢され、学内行事は もちろん、コンテストへの応募など積極的に活動をつづけています。 竹田さんのCMづくりのモットーは、見る人が、おもしろさや心地よさを感じてくれるような作品でありたい、というもの。 そんな竹田さんの思いが込められた作品が、昨年のNHK全国大学放送コンテスト映像CM部門で、100作品を越えるエントリーから見事4位に入賞。「記憶」というテーマから想像もつかない独創的なオチや思わず笑いがこぼれる映像をうみだした彼の感性が審査員を絶賛させたのです。 21日の放送では、常にチャレンジをつづけ努力することがいろいろなチャンスにつながる、と大学生活を意欲的に送る竹田さんの姿を彼の作品とともにご紹介します。

 

第77回(4/14日放送)
大学院システム設計工学専攻 博士前期課程2年  蔭山 洋介さん

学生からビジネスプランを広く公募する「2004年キャンパスベンチャーグランプリ」
全国640件の応募の中から、大学院でシステム設計工学を専攻する蔭山洋介さんが、 ビジネス部門で大会最高賞のMVPを受賞しました。
彼の提案とは、「演劇メソッドによるコミュニケーション能力の開発プログラム」。従来の話し方講座とは違い、コミュニケーション能力の向上に演劇で使われる独特な身体訓練法を取り入れるというものです。
高校時代から演劇に取り組んでいる蔭山さんですが、一昨年、KITの派遣留学プログラムを利用して提携校の一つ、米国イリノイ大学に留学。生理学や脳科学にもとづく発話のメカニズムや、外国人のコミュニケーションに対するエネルギーの高さなどを学んだことも今回の起業プランにつながったようです。
『演劇とは、情報と感情をいかに効率よく正確に伝えるかを追求したコミュニケーションの芸術』と話す蔭山さん。14日の放送では、演劇のもつ要素で感情豊かな社会の実現をめざし早くも走り始めた蔭山洋介さんをご紹介します。

 

第76回(4/7日放送)
土木工学科(2005.3月卒業)  小島 慎太郎さん

2004年10月23日 マグニチュード6.8の巨大な地震が、新潟県地方を襲いました。新潟県中越地震。亡くなった人は、40名、全壊住宅およそ3000棟、一部損壊住宅を入れると実に10万棟を超える家屋が被害にあうという大惨事でした。
この地震をきっかけに故郷再生への思いを一層強くした人がいます。
3月に土木工学科を卒業した小島 慎太郎さんです。小島さんは、KITで学んだ土木の勉強を通して社会貢献したいと、地元の十日町市役所を志望。合格の知らせを受けてまもなく地震が故郷を襲いました。道路が通れない、水が使えないなど想像を超えた故郷の景色を目の当たりした彼は、これまで進めてきた卒業研究のテーマを急遽変更し、地震を含めた災害復旧対策について懸命に取り組みました。
4月7日の放送では、「今は、十日町再生のスタートライン。」と地元復興のために意欲を燃やしこの春スタートをきった小島さんをご紹介します。

   
 
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