第62回(12/23日放送)
大学院電気電子工学専攻博士前期課程2年 宮本 和徳さん

世界初の方法で3次元立体ディスプレイの画像表示に成功した学生がいます。大学院2年 電気電子工学専攻 宮本 和徳さん。坂本研究室で学ぶ彼は、発光ダイオードを回転させ、残像を利用して映像を立体的にみせるという画期的なシステムを用いて、立体ディスプレイの世界に新しい風を吹き込みました。
学部4年次にうまれたアイディアをもとに研究を重ね、その成果を、昨年、今年とディスプレイ関係最大規模の国際学会で発表。各国の技術者から高い関心が寄せられています。
小さい頃は、毎日電気製品を分解して遊んでいたという宮本さん。KITで学んだ回路の知識や意欲的な研究が高く評価され、来春、日立製作所で、社会人第一歩を踏み出します。
23日の放送では、未来の3Dディスプレイ実現にむけてさらに研究をつづけている宮本さんの姿をご紹介します。

 


第61回(12/16日放送)
情報工学科4年 宮川 博幸さん

11月に愛媛県で開催された「ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト」アジア地区予選。世界大会進出をめざし、北京大学をはじめ、アジアの強豪チームがプログラミング技術を競う大会です。情報工学科4年 宮川 博幸さんたちは、199チームが参加した国内予選を見事突破し、東京大学、京都大学、早稲田大学などとともにアジア地区予選への切符を手にしました。中部地区の大学では唯一のアジア大会進出です。
宮川さんがプログラミングを本格的に勉強し始めたのは、KIT入学後。講義と演習を通して C言語とJavaの実力をつけ、4年次からは小林要研究室主催のプログラミング道場で 師範代を務めています。
16日の放送では、アジア屈指の頭脳が集まった地区予選の模様とともに、私立大学No.1をめざす宮川さんの横顔をご紹介します。

 


第60回(12/9日放送)
大学院材料設計工学専攻 博士前期課程2年 市村 純さん

強くて軽いCFRP(炭素繊維強化プラスチック)は、燃料消費の低減が期待されるなどの理由で、近年、航空機や船舶などに使用されつつある新材料です。この分野で、アメリカのスタンフォード大学やボーイング社などと世界規模で共同研究を進めている宮野研究室に所属し、CFRPの実用化拡大の道を探求しているのが、大学院2年 市村 純さん
彼女は、KIT松任キャンパスで、10年、20年後のCFRPの耐久性を水環境の観点から研究しています。
実験、データ収集・分析を繰り返す忙しい毎日ですが、最先端分野の研究という大きな魅力が、彼女の意欲を掻き立てています。
卒業後は参天製薬で容器開発の研究にあたる市村さん。9日の放送では、常に新しいことに挑む研究者になりたいと未来に思いを馳せる彼女の姿をご紹介します。

 


第59回(12/2日放送)
建築学科3年 中野 晶さん

平成16年、今年の秋は、KIT女子弓道部中野 晶さんにとって忘れられないシーズンとなりました。
県の代表として出場した「第59回 埼玉国体」では、遠的・近的ともに第2位。平成3年に開催された石川国体以来の快挙を達成。 そしてもうひとつ、女子弓道部、悲願の北信越1部リーグ昇格決定!北信越大会2部リーグで優勝し、続く1部リーグ入れ替え戦でも、宿敵 福井大学を見事打ち破りました。実に6年ぶりの1部リーグ復帰となります。
12月2日の放送では、大学の弓道場で、一人、矢を放つ中野さんの凛とした姿をご紹介します。
  
  
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