津幡町立井上小学校 8月18日放送  

津幡町の新興住宅地“ニュータウン井上の荘”の一画にある津幡町立井上小学校。
 
明治9年に創立された歴史ある学校でこの春から子ども達のアイデアで朝の挨拶が変わりました。

登校時間の終わりに高学年の有志が校舎に向かって「おはようございます」と挨拶。
校舎内にいる子ども達は「おはようございます!」と外に向かって元気に返します。
 
この新しい朝の習慣で井上小学校の子ども達は毎朝清々しく朝を迎えています。

校歌は大正15年に制定。
歌詞には、河北潟を身近に感じて暮らしてきた当時の風景が歌われています。
 
しかし、町の姿が少しずつ変わり、当時の様子を知る機会は減っています。
   
そんな中で地元の人達が中心となり毎年、産卵期を迎えた魚が通れるように水田に魚道をつくり、子ども達と共にいきものの観察をしています。

今年も体長60センチもあるコイなど9種類の魚が魚道にやってきて子ども達は身近な自然の豊かさに興奮と感動をおぼえたよう。
 
故郷の自然は魚たちだけでなく、子ども達をも育むゆりかご。
その自然に磨かれて、井上小学校の子ども達は日々たくましく育っています。
 
    
 
 
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