珠洲市立若山小学校 5月5日放送  


奥能登の小学校にこの春、新しい仲間が増えました。
珠洲市立若山小学校の新1年生を迎える会です。新入生6人と上級生がいっしょにゲームを楽しみました。
 
 
若山小学校は珠洲市の中心部を流れる若山川流域に開けた稲作を中心とする農村地帯にあり、珠洲で一番広い校区を持つ小学校です。
 
校歌は郷土の豊かな自然を誇りに子どもたちが健やかに育つよう願いが込められています。

若山小学校は昭和22年に東若山小学校と大坊小学校が統合して創立、開校時には全校児童が300人近く在籍しました。
ところが、過疎化とともに子どもの数は年々減少、平成18年に上黒丸小学校と統合しましたが、今では50人足らずとなりました。
 
そこで、統合が子どもたちの新たな門出となることを願い、今から4年前、当時の保護者の協力のもと、子どもたちがキリコを製作しました。

このキリコは子どもたちがお互いに協力し、思いやりの心を育てる象徴として、地域の行事で毎年、元気に担ぎ披露しています。
 
子どもたち自慢のキリコが校歌の歌声とともに過疎が進む奥能登を活気づけます。
 
 
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