白山市立石川小学校 3月3日放送  


県内最大の「手取川」。
かつて氾濫を繰り返し、流れてきた石がゴロゴロしていたことから「石川」
とも呼ばれ、石川県の由来になったと言われています。
 
 
手取川流域にある「白山市立石川小学校」。
 
その歴史は、昭和10年、「石川村」の誕生とともに始まりました。
人々は、「石川」という地名に愛着を持ち、合併などで村がなくなっても、学校だけは守ろうと、統合することを反対し続けてきました。
 
   
こうして守られてきた石川小の校歌には、身近にある「手取川」と「白山」の雄大さが歌われています。
 
 
校歌を唄うためにこの日集まったのは、児童だけではありません。
せっかくの機会にと、地域に暮らす大人たちもやってきました。
ほとんどが卒業生です。
 
この地に生まれ育ち、この地に暮らし続ける卒業生たち。
親子三世代がこの学校に通ったという家庭も少なくありません。

一緒に校歌を歌ってくれた地域の人たちに、3年生は、江戸時代から受け継がれる「浅野太鼓」を披露しました。
 
 
親から子へ、子から孫へと受け継がれる「石川小校区」の伝統は、色あせることなく、輝き続けます。
 
    
 
 
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