加賀市立緑丘小学校 (8月27日放送)  

      
石川県と福井県の県境から500mほどのところに、
加賀市立緑丘小学校があります。
昭和42年、塩屋小学校と瀬越小学校が統合して
開校しました
  
 
校区の町は、すべて海沿いにあります。
かつては北前船で栄え、
今は漁業が盛んです。
 
校歌は、この地域を潤してきた海への希望と美しさを歌い上げます。
 

            
この地域に希望を運ぶ海。
子供たちは、ワカメを採ったり、 ゴミを拾い集めるなど、 年に何度も海の行事を行います。
 
この日も、また海にやってきました。 ヒラメの稚魚を、1万7千匹 放流するのです。 地元の漁師さんと児童50人、 全員で力を合わせ、 バケツリレーで運びます。
       
子供たちが運び放流する稚魚は、10センチほど。
これが3年後には、 80センチから90センチに育つといいます。
子供たちの感想は… 「いつも大きいのしか見ないから、小さいヒラメ見るの初めて」 「大きくなったら、じいちゃんが釣って食べる」
 
放流したヒラメは、来年には漁獲され、 この地域に富をもたらします。
校歌に歌われる「希望の海」を子供の頃から育て上げていくのです。
 
 
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