七尾市立有磯小学校 (8月13日放送)  

  
目の前に富山湾を望む七尾市立有磯(ありそ)小学校です。
定置網漁が盛んな佐々波(さざなみ)や黒崎(くろさき)などの漁港を校区に持つ小学校です。

      
昭和47年に5つの小学校が統合して創立した有磯小学校は校区が広いため、子どもたちの大半がバスで通学しています。
過疎が進み、全校児童の数は現在、44名と七尾市内で一番小さな小学校です。
                     
有磯小学校では3年前から植物がひさしの役割を果たして暑さを和らげるグリーンカーテン作りを行っています。
この春、地元の人たちの指導で、子どもたちはアサガオや能登野菜の小菊カボチャ、そしてゴーヤの苗をひとつひとつ丁寧に植えました。

              
植物はネットに沿ってぐんぐん成長し、3階に届く高さにまでつるを伸ばして、緑のカーテンが作られます。
昨年、グリーンカーテンのある教室とない教室で気温を測ったところ、10度以上も差があったとのことで、子どもたちは自然の力で暑さをしのげることを実感しました。

また毎年、夏休みには自然豊かな環境を生かし、低学年は学校近くの川でアユ釣りを。
高学年は海に入って岩場の生物を観察して、身近な自然とふれあいます。
 

豊かな自然に育まれ、
有磯の子どもたちの心と体は大きく成長します。

   
 
 
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