輪島市立鳳至小学校舳倉島分校 (8月6日放送)  

  
輪島市の沖合およそ50キロにある「舳倉島」
周辺の海は、サザエやアワビの漁場として知られています。

              
港の近くにある「輪島市立鳳至小学校・舳倉島分校」。
漁が最盛期を迎える7月から9月まで期間限定で開かれます。
      

ここ数年は、休校していましたが、今年は、舳倉島で漁をする海人の子どもたち4人が、分校で学ぶことになりました。

7年ぶりの開校です。
子どもたちは、先生や地元の人たちに、覚えたての「分校・校歌」を披露しました。

              
昭和42年、校歌は、島の人たちの寄付で初めてピアノを買った記念に作られました。
当時、音楽を教えていた山岸先生が作曲、詞は、分校勤めが長かった小谷先生が書いて、手作りの校歌が完成したのです。

夏休み前の7月半ば。クーラーのきいた職員室で勉強する子どもたち。
先生の目が行き届いたアットホームな授業です。
 

午後からは、島探検に出かけました。
竜が住んでいるという伝説の池を観察したり、島のあちらこちらにある神社をめぐって、漁の安全を願った先人の思いを学んだり・・・
改めて知る島の名所に、興味津々でした。


舳倉分校の子たちは、大自然の中で、郷土への誇りと家族や友達との絆を、日々確かめ合っています。
   
 
 
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