志賀町立下甘田小学校 (5月21日放送)  

 

 
石川県の北西部、ころ柿で有名な志賀町にある、下甘田小学校。
子供たちは豊かな自然の中、近くの家の子たちと待ち合わせをして学校へ向います。
校歌には子供たちが日々感じる下甘田の四季が歌われています。
 

下甘田小学校には、今たくさんの「こいのぼり」が泳いでいます。

 
学校に「こいのぼり」が上がるようになったのはおよそ30年前。きっかけはこの町に住む「大石清治(きよはる)さん」です。
清治さんの孫、真樹さんが5年生の時の事。仕事で負った大やけどから回復した清治さんが、心配してくれた町の人への恩返しとして学校へ「こいのぼり」一式、寄付したのです。

この日、初めて大石さん一家が揃って「こいのぼり」を見に、学校へいくと、
とっても良い風が吹き「こいのぼり」は気持ち良さそうに泳いでいました。

 
清治さんが「こいのぼり」を贈ってからおよそ20年後、町の人が家であげなくなった「こいのぼり」を持ち寄り、児童の数だけあげるようになりました。
下甘田のシンボル、小学校の「こいのぼり」は子供たちの夢と、
地域の人の希望をのせて元気いっぱい泳いでいます。 
  
 
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