小松市立西尾小学校 (4月30日放送)  

  
小松市の市街地から車で20分程の山里に小松市立西尾小学校があります。
尾小屋鉱山の閉山を契機として地域の過疎化が進み、昭和47年に西尾小、尾小屋小、西俣小の3校を統合して設立されました。
             
地域の子供たちが減少していく中で西尾小学校は、平成12年「小規模特別認定校」に指定され、平成17年から「広域通学モデル校」となり、現在、全校児童70人の内の6割を超える44人が小松市内各地から通っています。
             

西尾小学校では、地域の豊かな自然環境を生かした様々な体験活動を行い、少人数教育ならではのきめ細かな学習活動を展開しています。

                                     
校毎年行っている「水芭蕉を観る会」もその一つ。
西尾小学校の校区には、小松市指定文化財天然記念物として保護されている水芭蕉の自生地があり、校歌にも歌われる水芭蕉の観察会を全校児童で行っています。
         
今年は、例年に比べ見頃の時期が遅れたものの、純白の花ミズバショウを眺めながら、児童たちはスケッチをし、俳句を詠むなどしてようやく訪れた春の息吹きを感じ取っていました。
                   
 
Copyright (C) Ishikawa TV All Rights Reserved.
このホームページに掲載されている文書・映像・音声・写真等の著作権は石川テレビに帰属します。