小松市立今江小学校 (2月19日放送)  

  
                     
ソリ遊びを楽しむこどもたちの歓声が響き渡る丘には、15世紀中ごろに今江城が築かれていました。
その二の丸跡とされる所に建っているのが小松市立今江小学校です。
                        
今江小学校の校歌の作詞者は石川県史を始め、小松市史、そして生まれ育った今江の町史などを書いた川良雄(かわ・よしお)さんです。
歌詞には川さんが大切に思うふるさとの歴史が織り込まれています。
                     
校歌に出てくる「王子の杜」は、学校のそばにある「今江春日神社」のことです。
平安時代、この地に住んだという花山法皇の自画像をまつったと伝えられ、 今でも地元の人々の信仰を集めています。
                     
また、今江の歴史を子供たちに残したいと生まれた校歌に、なんと数年後「振り付け」が加わりました。
その名も「王子の杜」と呼ばれる「旗体操」は50年以上も前から毎年運動会で全校児童に受け継がれています。年月を経ても、校歌のメロディと共に旗体操の動きは忘れません。
                                          
口ずさめば体も自然に動く校歌によって
今江の歴史は、深く刻み込まれているのです。
 
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