宝達志水町立宝達小学校 (10月2日放送)  

 
             
能登で最も高い、宝達山。
山頂からの眺めは絶景です。
この宝達山を源流とする宝達川。
昔から氾濫を繰り返し、そのたびに堤防を築いた結果、川は周囲より4メートルも高いところを流れています。
     
全国的にも珍しい「天井川」と呼ばれるタイプの川です。
天井川の下にはJR七尾線唯一のトンネルもあり、川の下を電車が通っています。
          
宝達山の裾野にある「宝達小学校」
子供たちは、学校が大好き!朝早くから学校へ来る子が多く、玄関が開くのをいまかいまかと待ち構えます。
また、朝の挨拶は、立ち止まってお辞儀をする習慣があります。
          
渡りのチョウとして知られる「アサギマダラ」
東北から九州・沖縄を目指して数千キロの旅をします。
この時期、「アサギマダラ」は宝達山へやってきます。
     
子供たちは調査のためチョウをつかまえ、マーキングをします。
白いタオルと虫取り網を持って、チョウを捕まえようと宝達山の山頂を駆け巡ります。
そして捕まえたチョウの羽に日付と場所と名前を書いて再び大空へ放ちます。
             
校歌にも歌われる宝達山。
その自然は地域の“宝”です。

 
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