金沢市立鞍月小学校 (9月25日放送)  

 
             
金沢市の北西部に位置する鞍月地区。
石川県庁の移転に伴い急速に都市化が進んでる。

その一方で今もなお田園地帯が広がり、その一角に金沢市立鞍月小学校がある。
     
鞍月小学校は、明治7年、南新保村落小学校として設立され、昭和22年に金沢市立鞍月小学校となり、現在は、24学級722人が通うマンモス校。

学校周辺には梨畠が点在し、この地区は、古くから梨の産地として知られている。
                     
鞍月小学校では、地元の特産品について学ぼうと、13年前から地元栽培農家の協力と指導を受け、3年生の総合学習として梨の栽培体験を行っている。
          
4月の人工授粉に始まり、摘果、肥料捲き、袋掛け、害虫とりなど、半年間に亘り梨の世話を体験し、今月、およそ700個の梨(豊水)を収穫した。
収穫した梨は、その日の昼食時に全校児童や教職員にも配られ秋の味覚を楽しんだ。
                     
そして、翌日には、自分たちで価格を決めて販売体験も行われ、訪れた父兄たちが次々に買い求め、すぐに完売となった。

 
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