金沢市立弥生小学校 (4月17日放送)  

  

金沢市の旧市街地にある金沢市立弥生小学校は、地域との連携が強く、町の人たちに守られ、子どもたちは成長しています。
弥生小の48本の桜が美しく咲き誇る弥生4月。

緊張の面持ちで校門をくぐる新一年生たち。弥生小の入学式は咲き誇る桜が迎えます。


弥生小学校の前身は、石川県師範学校附属小学校です。
昭和34年、校舎が全焼するまで師範学校附属小学校時代の校舎が使われていました。
翌年、新校舎が建てられた時、師範学校付属小学校の象徴だった「ふたば像」も同窓生により、子どもたちが双葉のように青空に向かって伸びていってほしいとの願いを込めて、新たに創られました。

 

校庭に移築された師範学校時代の守衛舎(現在はふれあいの家として地域の人たちに開放されている)には当時のオルガンなどが保存されていて当時が偲ばれます。

 

また、桜の季節には毎年、「観桜会」が開かれ、子ども達が地域の人たちを招いて、 歌や踊りのプレゼント。お年寄りからは、昔の遊びを教えてもらったり、地域の人たちとの温かい交流が続いています。

 

町を、弥生小を、誇りに思う地域の人たちは、子ども達にも小学校の思い出を大切にし、いつまでも心の支えとなるふるさとにして欲しいと願っています。


        

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