金沢市立俵小学校 (9月6日放送)

      

「遠く医王の峰を負い 戸室の山に抱かれて・・・」と歌い始める、金沢市立俵小学校の子どもたち。
    

俵小は、医王山手前、「戸室山」の麓に広がる世帯数90戸、人口450人余りの農村地帯に暮らす児童18人が通う小さな学校です。
古くから俵校区の人たちを見守ってきた戸室山は、この地域に暮らす人たちにとって、まさに心の故郷。

    

俵小では、昭和46年から「とむろ」の名がついた詩集を年に10回発行し、今年8月で386号となりました。
子どもたちの大好きな戸室山への想いが綴られてます。

    

戸室の自然に鍛えられた子どもたちは、卒業前に必ず、3000メートルの遠泳に挑戦するといいます。

    

40年間途絶えることなく続けられた詩集「とむろ」は、6代目校長の野村久信さんが始めました。
この日、学校に訪れたのは野村久信さんと、詩集第1号に詩を載せた卒業生の前田さんと荒井さん。久しぶりに自分たちの書いた詩を朗読しました。

    

荒井さんは、なかなか上手いこと書いているなぁと子供のころの自分に関心し、前田さんは詩集「とむろ」は財産、かけがえのないものだなぁと改めて感じていました。

    

詩集「とむろ」に載せた想いは、いつの日も色あせることなくみんなの心に輝き続けます。

  
  
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