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“木片燃やして発電”…大学で新発電システムの実験スタート エネルギーの地産地消に期待 石川

03/13(水) 19:48配信

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 自分たちが使う電力は自分たちで作る。災害時の電力供給にもつながる新しい発電方法の実験が石川県白山市郊外の大学でスタートしました。

 金沢工業大学白山麓キャンパス。ここでスタートしたのが木のチップを使った新しい発電の実験です。

(りぽーと)
「実験がスタートしたバイオマスボイラーでは木片を燃やしてエネルギーをつくるのはもちろん、発生する熱を暖房として利用できます」

 発電に使う木のチップは地元の木材で作られたもの。チップを燃やすエネルギーで発電機内のピストンを動かし発電します。さらに、その時に出る熱は空調にも利用されるという無駄のない発電システムです。

 発電による熱でコテージ1軒で使う暖房の4日間分を賄えます。新しい発電システムで、エネルギーの地産地消が実現すれば、地元白山の林業の活性化に繋がると期待されています。

 また、天候に左右される太陽光や風力に比べ、今回の新しい発電は安定して電力を供給できるメリットも備えています。

金沢工業大学学長:
「電力を自分たちでつくり、自立するのが世界の無電地域に電気を与えることにつながる」

 金沢工業大学では実験を重ね、今後はキャンパス内全ての施設の電力をこの発電で賄いたいとしています。

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