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背景に“核家族化”…無許可で『納骨堂』経営の男ら逮捕 家族の形変化で需要急増か 石川

02/06(水) 19:23配信

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 無許可で納骨堂を経営していた男3人が逮捕された事件。取材を進めるうちに墓をめぐる「ある事情」の存在が分かりました。

(記者リポート)
「こちらが逮捕された3人が経営していた納骨堂です。安心して遺骨を納めることのできる場所のはずが辺りは荒れ果てています」

 逮捕されたのは石川県白山市の会社役員・小浦勝美容疑者ら3人。3人は許可無しに納骨堂を経営し50万以上の契約料を受け取った疑いです。

 3人が違反したのは「墓地、埋葬などに関する法律」一体どんな法律なのでしょうか。

犬塚弁護士:
「墓地や納骨堂は市の許可がないと経営できません」

 公衆衛生などの観点から許可の対象となるのは永続的に経営のできる地方公共団体や宗教法人。この法律違反による逮捕者は石川県内では初です。背景には墓をめぐるある「事情」がありました。

 金沢市内の寺。寺の地下にあるのは…。

新林孝道住職:
「ここが納骨堂です」

 並んでいたのはロッカーのような納骨壇。契約料は40万から140万で、墓を建てるよりもかなり割安です。

新林孝道住職:
「独り身の人や子どもと離れて暮らす人などが利用されています。核家族化など様々な事情を受けていると感じます」

 家族の形が変わり「納骨堂」の需要が急激に上がっていたのです。

 そんな中、起きた今回の事件。逮捕された3人は「許可はいらないと思っていた」などと全員容疑を否認しています。

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