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発がん性物質で配布中止…受験生のお守り『踏ん張り砂』 かわりに“合格祈願ボード”登場 金沢駅

01/11(金) 20:50配信

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例年この時期、石川県金沢市では受験生に絶大な人気を誇っていたある「お守り」が配られていたのですが、実はひっそりと姿を消していました。

 センター試験まであと一週間。お正月が終わり受験生にとっては大事な大事な時期を迎えました。ラストスパートをかける受験生にとって欠かせないのが「お守り」。

 最後は“神頼み”。受験生たちにとって合格を導く縁起の良いものは大歓迎。それはこんなものも…。

(リポート)
「様々なお守りがありますが、金沢駅では10年以上前から配られてきたものがあります。それが『踏ん張り砂』です」

『踏ん張り砂』はJR山口線の列車が急な坂を上るときに線路にまかれる砂。「すべらない」縁起物として例年この時期、金沢駅で配布されていました。しかし…。

(リポート)
「例年このあたりで配られていたということですが見当たりません…」

 実は去年から『踏ん張り砂』の配布は終了。その理由は砂の中から見つかった微量の発がん性物質でした。

 人体に影響はないものの、JR西日本は砂の配布を中止。その代わりに受験生のために用意したのが、絵馬の要領で合格祈願を記すメッセージボードです。

JRの担当者:
「年配の方から電話で配布がなくなってさみしいといった声もあります。ボードがかわるものになってくれればと」

 1月1日から改札の前に設置されたボードには、合格を祈願する多くの言葉が寄せられています。中には受験先へ旅発つ前に願いをこめる中学生も…。

中学生:
「高校の合格への願いを込めました」
「熊本の高校へいってサッカーで全国に行きたい」
「絵馬を描いて気持ちが落ち着きました」

 受験シーズン到来。『踏ん張り砂』は姿を消しましたが受験生を応援する思いは決して消えません。

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