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対向車線から車が飛び出し…中学生2人死亡13人重軽傷の事故 車の運転手に実刑判決 石川

11/07(水) 18:51配信

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 遺族は「どんな刑罰でも納得いかない」とコメントしました。石川県の、のと里山海道でマイクロバスと車が衝突し中学生2人が死亡した事故から2年。金沢地裁は車を運転していた男に禁錮3年8か月の実刑判決を言い渡しました。

 この事故は2016年10月、石川県七尾市の「のと里山海道」で中学生を乗せたマイクロバスが、対向車線から飛び出してきたワゴン車と衝突し、珠洲市の男子中学生2人が死亡、13人が重軽傷を負ったものです。

 裁判ではワゴン車を運転していた金沢市金川町の無職・浦和宏被告(47)が過失運転致死傷の罪に問われていました。

 また検察側は「睡眠障害と診断されていた浦被告が、眠気を感じながら運転した」などとして、禁錮6年を求刑していました。

 7日開かれた判決公判で、金沢地裁の田中聖浩裁判長は「眠気を感じやすいことを認識していたはずなのに運転を続けたのは悪質」と指摘しました。その上で反省の態度がみられるとしたものの、執行猶予は付けず禁錮3年8か月の実刑判決を言い渡しました。

 弁護側は控訴について「本人と話し合って決めたい」としています。

 判決を受けて亡くなった2人の男子中学生の遺族は「命を奪われた息子たちのことを思うとどんな刑罰でも納得はいかない」「これ以上、私たちと同じ思いをする人が増えないよう切に願います」と地検を通じてコメントしました。

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