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北國新聞社社員が自殺 労基署の決定取消で労災認定 同社「従業員の死無駄にしない」

08/02(木) 20:12配信

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 金沢市に本社を置く北國新聞社の社員が一昨年、自殺していたことが分かりました。

 自殺したのは北國新聞社に勤務していた近藤洋平さんです。遺族などによりますと近藤さんは2013年に北國新聞社に正社員として入社。法人営業部や販売会社への出向の後2016年の3月に自殺しました。

 デスクワークが主な業務だった近藤さんは自殺前、周囲に次のように漏らしていました。

「人相手の仕事がしたい。1日中パソコンでつらい」

 息子の自殺を受け遺族は金沢労働基準監督署に「労災認定」するよう申請しました。しかし、労基署はこれを認めませんでした。

 労基署の決定を不服として遺族は審査機関に再度請求。見直しの結果、審査機関は、7月31日労基署の下した処分を取り消しました。

 金沢労働基準監督署は「個別案件は答えられない」とコメントしています。

 一方、北國新聞社は石川テレビの取材に対し「従業員の死を無駄にせず二度と同じ事態が起きないよう取り組んでまいります」とコメントしています。

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