6月30日放送の「Cafe du Cinema」


映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は、石川県出身の作家が原作を書き、全編、石川県でロケを行った作品です。

  
♪和合澄伽(ワゴウ スミカ)は、素晴らしい〜♪
輪島市柳田の農家の一室。
みかん箱の上に立たされた10代の女の子が、『もしもし亀よ』のリズムに乗せて歌っている。
しぼり出すような声で・・・
 
「明日までに、100個の言葉を使って、お姉ちゃんを讃える歌を作らなきゃいけないの」

  
佐津川愛美さん演じる清深(キヨミ)は、横暴な姉、澄伽に虐げられながら、一つ屋根の下に暮らしている。
自宅に集められた近所のお年寄り(本当に柳田に住んでいらっしゃる方々!!)を前に、奇妙な歌を披露させられている。

 

「声が小さい!それに何コレ!?和合澄伽は激しいって、全然誉めてないじゃない!なめてんの?やり直し。今日使ったのと別の言葉で、書き直してきて。今度ダメだったら、次は、家の前で水着で歌わせるからね」
    
いや〜、怖い!!
今回のお客様は、そんな強烈なお姉ちゃんを演じた佐藤江梨子さんと、吉田大八監督

  
やなたま「佐藤さんは、ご自分が役と似ている気がするとおっしゃっていると耳にしたんですが・・・」
 
佐藤さん「あはは〜(笑)実際は、あれよりかなりいい人ですよぉ」
 
やなたま「安心しました」
  

  
お世話になった能登の方々へ、感謝の想いを熱く語ってくださったお二人。
劇中の役者さん方の言葉遣いは、石川県の人そのもので、この土地を大事に思ってくださっているのが、本当によく伝わってきました。

  
鋭いのに笑える、いえ、現実だからこそ笑いが止まらない。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は、自分自身をちょっと好きになれる、是非ご覧いただきたいオススメの映画なのです。
 


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