10月1日放送の「Cafe du Cinema」


    

「忘れようと、忘れ果てようとしても、忘れられるものではございません。」

    
映画『蝉しぐれ』の主人公文四郎が、訳あって決して結ばれる事はないけれど、20年間愛し続けた女性に向けた言葉です。

今回は、文四郎の少年時代を演じた石田卓也さんと、その思い人、おふくの少女時代を演じた佐津川愛美さん黒土監督にコーヒーをお届けしました。
    
佐津川さんは、ドラマ『がんばっていきまっしょい』にヒメ役で出演していた若手の女優さん。
実は私、大ファンだったんです(^◇^)
   
テレビ版で脚本を担当、「この作品をどうしても映画にしたい。」『蝉しぐれ』の映画化に15年の歳月を費やした黒土監督
監督は、控えめで物静かな語り口でも、心の奥の熱さが滲み出てくるような方でした。
    
黒土監督はこの映画で、テレビでは描ききれなかった、「日本人の気高さ」を描きたかったそうです。
やなたまには、黒土監督ご自身が、その理想とする「気高き日本人」のように感じられました。
    
主役の少年少女時代を演じた石田卓也さん佐津川愛美さんも透明感があって、素敵な方々でした。
“作品の清々しさにピッタリ!!”
なんと、その透明感を損なわないためにと、撮影前に黒土監督からもらった年賀状には「渋谷や原宿に行くな!」と書いてあったそう。
    
驚きのエピソードですが、お二人を前にして納得してしまいました。
   
心洗われる映像と、心に深く沁み入る音楽、思いを秘め凛として生きる日本人の美しさ。
是非この作品を通して、美しい日本を再確認してください。
この国に生れてきたことを幸せに思える、切ない恋物語です。

このページの先頭へ