先日、石川近代文学館主催のミニ朗読会で朗読をさせて頂きました。 会場は石川四高記念文化交流館、四高の復元教室。 朗読する作品は唯川恵さんの「帰郷」。
日頃、朝の朗読番組「金沢三文豪の世界」で悪戦苦闘しているのに。 撮り直しもきかないライブで、50分間近くの長丁場。 お引受けするのをためらっていましたが、熱心なお誘いに嬉しくも負けて・・・。
当日は折からの雪模様の寒い日となり、どなたもいらっしゃらなかったらどうしようという私の心配をよそに、開始時間の30分も前から待っていてくださった方もいらして一安心。大勢の方が私の朗読に耳を傾けてくださり、大感激。
皆さん眠くなっているのでは?と最初は不安でしたが、とにかく感情移入しかないと、ギター奏者の唐木正広さんの演奏をバックに登場人物になりきって読みました。
後から「ラストでは、涙を拭いてらした方もいらっしゃいました。」と奥田知穂学芸員からお聞きしました。
「帰郷」は、父に反発し、母のようになりたくなくて、故郷と家族に訣別した主人公の心の動きが描かれています。 終了後の控え室では、主催者の皆さんとしばし歓談、それぞれの人生を重ね合わせた話がつきませんでした。